2025年5月17日(土)、千葉県流山市のスターツおおたかの森ホールにて開催された、NPO法人流山高齢者安心ネット主催イベント「当たり前の幸せを感じられる在宅医療へ」にて、講演とトークショーの内容を音声認識アプリ「Pekoe」でリアルタイムに字幕表示しました。
高齢者の方にも伝わるように、講演内容を文字で表示
今回、高齢者安心ネット様より「イベントに参加する方々に、講演の内容をしっかり届けたい」とのご相談をいただきました。参加者には高齢者の方も多く、講演内容が聞き取りづらかったり、話すスピードが速く感じられたりすることを懸念されていました。
そこで、音声認識アプリ「Pekoe」を使い、講演内容をリアルタイムで文字にして表示するトライアルを実施しました。

会場の音響機器音声で高精度な字幕を実現
会場はコンサート、演劇、ダンスなどの様々な目的で利用される約500席の大ホールでした。


Pekoeも会場の音声を分配してもらい音声認識のチェックなど準備を始めます。
Pekoeは会場の音響機器から直接音声を分配して認識することで、雑音の影響を受けずに高精度な文字起こしが可能です。今回はiPadに音声を取り込み、プロジェクターで字幕を表示しました。
💡 会場の音響機器にマイク端子があれば、変換ケーブルを使って簡単に音声を取得できます。事前に会場担当者への確認をおすすめします。


「会場の音響機器から簡単に音声をとれるの?」といった疑問もあるかと思いますが、写真のようなマイク端子が見つかれば簡単です。出力にケーブルをつないで変換コネクタ等でPekoeを起動するスマートフォンやタブレット、PCに音声を流し込んで認識できます。
今回はタブレット(iPad)に音声を流し込んで認識させました。変換ケーブルやオーディオインタフェースを用意すれば簡単に音声を取得できます。

また、Pekoeは共有URLを発行することで、どのデバイスからでもアクセス可能です。PCで共有URLにアクセスし、サブスクリーンに接続したプロジェクターを使ってPekoeの字幕を表示しました。

簡単に構成を説明すると、字幕はこのように表示しました。ネットワークはスマートフォンを使ってテザリングし、大きな遅延もなく、リアルタイムで文字起こしができていました。

講演を聞き逃しても字幕を読み返せる安心感
イベント終了後、嬉しい声かけをいただきました。
「字幕良かったよ」
「初めて見たけど思っていたより認識率高いね~」
「聞こえるけど聞き逃した時に便利だったよ」


たまに発生する誤認識もサッと修正して正しい情報を表示できました。誤認識が修正されると文字を読んでいる観客の方が指をさして隣の方と驚いた様子で話していました。
情報保障の選択肢を増やすことが大切
今回、高齢者安心ネット様がヒアリングループによる情報保障を考えていた中で、「字幕もあった方がよいのではないか」との配慮があり、参加者が自分に合った方法を選べるように考えていた点がとても印象的でした。
講演者の姿を見ながら字幕も確認する方、字幕だけを見ている方、あるいは字幕を使わずに音声だけで聞いている方など、それぞれが自分に合った方法で講演内容を受け取ろうとしていました。
このように、選択肢を用意することの大切さ、多様なニーズに応える姿勢が、より多くの人にとって安心して参加できる場づくりにつながるのだと感じました。
イベント講演を文字起こしして字幕で表示してみませんか?
イベントでの情報保障として音声認識アプリを使って字幕を表示することができます。イベント運営の皆様、よければ字幕をつけてみませんか?社内での研修、イベントトークの文字起こしなど様々な場所でご活用いただけます。多言語の同時認識に加え、相互翻訳機能も備えています。
無料トライアルも受け付けております。マイクの貸出等もいたしますのでお気軽にご相談ください。
引き続き、Pekoeは誰もが平等に楽しめる環境の実現に向けて、さらに取り組みを進めていきます。
■NPO法人流山高齢者安心ネット
https://nagareyamaanshin.blogspot.com
■Pekoe公式サイト
https://pekoe.ricoh/
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