更新日:2025年10月23日

筑波技術大学オープンキャンパスでPekoeを体験展示

2025年6月7日(土)*筑波技術大学 天久保(あまくぼ)キャンパスでオープンキャンパスが行われました。
学生や来訪者が自由に交流できるスペース「OnOffラウンジ」において企業展示ブースが設けられPekoeを展示しました。

*筑波技術大学は、視覚・聴覚に障害のある人のための日本唯一の国立大学です。天久保キャンパスは、聴覚障がいのある学生を主に受け入れているキャンパスで、情報バリアのない授業が行われています。

Pekoe展示の様子の写真
Pekoe展示の様子の写真

今回は、モニターでPekoe紹介のYouTube動画を流しながら、単眼ディスプレイ型スマートグラスを使った体験を提供しました。 

このスマートグラスは、視線を画面から外すことで周囲の様子が見えるという特徴があります。そのためスポーツ観戦などの場面で、必要な時だけ画面に視線を向けて情報を得るという使い方が可能です。 

当日は多くの方に体験いただき、「他にどんな場所で使えそうか」といった活用のアイデアについても一緒に考えて頂きました。 

初めての体験に驚きと笑顔

来場者の多くが単眼スマートグラスは初めての体験で、小さな画面にクリアに表示されるPekoeの文字情報に驚き、楽しんでいる様子が見られました。中には「友人にも見せたい」と再度訪れて体験を共有する方も見受けられました。 

スマートグラスの文字が見えるところを印した写真
スマートグラスの文字が見えるところを印した写真

アンケートによる活用アイディアの収集 

体験後には、スマートグラスとPekoeの組み合わせがどのような場面で活用できるかを考えて頂くため、シール貼付形式のアンケートを実施しました。聞こえる方はピンク系のシールを、聞こえに課題のある方にはそれ以外のシールを使ってそれぞれ「使ってみたい」と感じたシーンに貼っていただきながら、活用アイデアをお聞きしました。アンケートを通じて、さまざまな活用アイディアが寄せられました。 

スマートグラスでのPekoe表示がどんな場所で使えそうかのアンケートの写真
スマートグラスでのPekoe表示がどんな場所で使えそうかのアンケートの写真

事前に用意した選択肢は「スポーツ」「病院」「映画館」「TV視聴or自宅」「その他」の5つ。 

 筑波技術大学は、聴覚に障がいのある学生を受け入れている大学です。そのため来場者の多くが、たとえご自身は聞こえる立場であっても、ご家族やご友人など身近に聴覚に課題のある方がいらっしゃるケースが多く、「その人だったらどう思うか」と想像しながら回答してくださる様子が印象的でした。 

アンケートを通じて、多くの方が「音声による情報が存在するすべての場面で、情報保障はあった方がよい」と感じていることが伝わってきました。今回は、ラグビーの試合会場で実施したPekoeとスマートグラスの実証実験を紹介していたこともあり、ご自身の好きなスポーツを観戦している場面を思い浮かべながら回答された方も多く、「スポーツ観戦」のシーンに多くの票が集まりました。 

音の情報を「見える」社会へ 

スポーツ観戦の現場では、たとえ場内アナウンスや実況があっても、それに気づかない方も少なくありません。「いつ・どんな時に・どんな内容の音声情報が流れているのか」を知ることは、聞こえる方と同等の情報を得たいという意識をより強く引き出すきっかけにもなります。その意味でも、まずは「どのような音声情報が流れているか」を見える化することが非常に重要です。 

Pekoeは今後も、場所や場面に応じた最適なデバイスと組み合わせながら、より快適で楽しく、誰にとってもやさしい情報提供の形を追求してまいります。 

Pekoeのブースにお越しいただき、スマートグラスの体験およびアンケートに回答してくださった皆様ありがとうございました。 

筑波技術大学ホームページ https://www.tsukuba-tech.ac.jp/index.html