2025年5月11日(日)、秩父宮ラグビー場で開催されたNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 第18節「リコーブラックラムズ東京 vs 三重ホンダヒート」は、今シーズンの最終戦として、多くのファンが詰めかける一戦となりました。

この特別な日に、聴覚に障がいのある多くの方々にお越しいただき、よりよい観戦体験を届けるための、「Pekoe(ペコ)」とさまざまなデバイスを組み合わせた実証実験を実施しました。

スマートグラスで広がる“見ながら伝わる”体験
当日は、スマートグラスの企業様にもご協力いただき、スマートグラスを活用した実況アナウンスのリアルタイム字幕表示を試験的に導入。観戦者の「見え方」や「伝わり方」に注目しながら、Pekoeがどのように役立つかを現場で検証しました。
スマートフォンで字幕を見るには、視線を下に向ける必要があり、その間は試合から目が離れてしまいます。スマートグラスなら、前を見たまま字幕も読めるため、試合の状況をリアルタイムに把握しやすくなります。実際に体験された方々からは、「試合により深く入り込めた」「音の壁を感じなかった」といった前向きな感想を多くいただきました。

メディアの注目と現場のリアルな声
この取り組みの様子は、テレビ番組でも紹介されました。著作権の関係で放送内容はお伝えできませんが、番組内で「スタジアムでみんなで応援するっていうのはスポーツの醍醐味ですし、それをみんなで垣根なく応援できるっていうのは素晴らしい取り組みですね」と紹介され、多くの方に関心を持っていただけたと感じています。

印象的だったのは、ラグビーボールがスタンドに飛び込んだ際、スマートフォンを見ていた観戦者がボールに気づかず、危うく当たりそうになったシーン。もしスマートグラスを使用していれば、文字を見ながらも周囲の動きに気づけたのではないか――という声も上がりました。試合の状況を見ながら、情報を受け取れるという技術の可能性を感じる場面でもありました。
そして今回も、誤認識の修正にご協力いただきました。
実証実験ならびに修正作業にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

次なる挑戦へ――Pekoeが目指す未来の観戦環境
今回のさまざまな実証実験は、Pekoeチームにとっても非常に意義深い取り組みとなりました。
2025年度は他のスポーツ競技でも実証実験を予定しており、Pekoeは引き続き「誰もが楽しめる観戦環境」の実現を目指してまいります。

2024-25シーズンは、リコーブラックラムズ東京のホストゲーム会場にて、Pekoeによる文字配信を実施しました。多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
「Pekoeがあるから来ました!」「Pekoe、よかったです。今日からブラックラムズを応援します!」といった嬉しいお言葉も数多くいただき、大きな励みとなっています。
https://blackrams-tokyo.com/news/information/2024-2025/20241223a.html
Pekoeについて
https://pekoe.ricoh/