2024年8月23日 横浜市技能文化会館において、Pekoeセミナー「障がい者がより活躍できる職場へ」をオンラインとのハイブリッドで開催し、多くの方にご参加いただきました。NPO法人 障がい者雇用支援戦略会議代表 今野雅彦様のご講演と、株式会社オカムラ様、リコージャパン株式会社からそれぞれPekoe活用事例をお話しいただきました。情報保障として、Pekoeによる文字情報と手話通訳を用意しました。

「障がいが壁にならない働き方」 というテーマでお話しいただきました
第一部では、「障がい者支援はライフワーク」と語る今野雅彦様にご講演いただきました。今野様は特例子会社等を設立、代表を務めた経験を持ち、現在も複数の企業の顧問や特別支援学校の就労支援アドバイザーとしてご活躍中です。これまでの豊富なご経験から、皆様のお役に立つお話をしていただけるのではないかと思い、今回ご登壇をお願いしました。

時折ユーモアを交えながら、障がい者の特徴に合わせた職場環境の改善が心理的安全性の確保につながることや、働くことの目的は、人から愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること、の「4つの幸せ」にあることなど具体例を示してわかりやすくお話しいただきました。参加者からは「弊社の従業員に参加してもらい、聞いて頂きたい内容だった」「合理的配慮や働く喜びについての話に感銘を受けた」などの感想をいただきました。
初めてのPekoe活用事例紹介
多くのお客様にご利用いただいているPekoeですが、このような場で外部の方に向けて活用事例としてお伝えするのは初めての試みでした。第二部では株式会社オカムラ 織田潤子様、リコージャパン株式会社 森信介さん、得能泰成さんからそれぞれの事例をご紹介いただき、Pekoe利用者からも新たな発見があったとご好評をいただきました。
3名の聴覚障がいの方と働く株式会社オカムラ 働き方コンサルティング事業部 デザイン推進部 デジタル推進センターリーダーの織田様からは、Pekoeを導入する前の困りごと、導入してからの変化などをお話しいただきました。コロナ禍以前の会議では順番にタイピングで情報を伝えていたそうです。コロナ禍でリモートになってからは、会議ツールの文字起こし機能を使っていましたが、誤変換があり、十分に情報が伝えられずに困っていたところ、Pekoeを知ったとのこと。普段からメンバーとの小さなコミュニケーションや「感情共有」を大切にしているとのことで、単なる音声を文字化するだけでなく、Pekoeをコミュニケーションツールとして活用いただいているとのお話でした。参加者からは「導入前の困りごとや導入の経緯を聞けて良かった」「納得感があった」などの感想をいただきました。

リコージャパン株式会社 業務革新センターからはリーダーの森さん、聴覚障がいをお持ちの得能さんが登壇しました。森さんからはPekoeを利用する時に「ゆっくり・はっきり・大きな声で発声する」、「修正者は疑問符、感嘆符、句読点にも配慮する」など、普段心掛けていることの具体例を教えていただきました。

得能さんからはPekoeを導入する前後の気持ちの変化や、「聴覚障がい者にとって一番大事なことは情報の蓄積。どんな些細な情報でもPekoeを使って情報を蓄積してほしい」というメッセージを自分の言葉で語っていただきました。参加者からは「当事者の様子や感想などがとても勉強になった」「非常に説得力があった」というご感想をいただきました。

Pekoe初めての交流会を行いました
5月に開催したセミナーで、参加者同士の交流がしたかったという声が聞かれたため、今回初めてセミナーの後、現地で参加された皆様と初の交流会を行いました。
聴覚障がいを持つ当事者同士が職場での様子を情報交換したり、日ごろの困りごとを相談したりするなど、普段話すことのない、違った環境の色々な方とお話しできる有意義な機会としていただけたようです。暑い中、現地まで足を運んで頂いた皆様、どうもありがとうございました。今後もこのような交流の機会を設けて行きたいと考えています。
聞こえない、聞こえにくい方が、いつでも、どこに行っても情報保障がある社会をPekoeは目指しています。Pekoeにお役立ちできることがありましたら、是非、お声掛けください!
■特定非営利活動法人 障がい者雇用支援戦略会議様
https://www.shougai-koyousenryaku.com/
■株式会社オカムラ様
https://www.okamura.co.jp/
■リコージャパン株式会社
https://www.ricoh.co.jp/sales/about
■Pekoe公式サイト
https://pekoe.ricoh/