【2024年最新】Web会議におすすめのスピーカー15選!機能性重視で大人数にも対応可能

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Web会議にスピーカーを取り入れるイメージの画像

地方に本社を置く企業が増えたり、リモートワークなど働き方が多様化するなかで、Web会議に参加する機会が増えています。

Web会議はどこからでも会議に参加できる便利な方法ですが、相手の言葉が聞き取りづらいなど、会話のしづらさに不便を感じたことはありませんか。

Web会議でのスムーズなやり取りには、Web会議に適したスピーカーを利用するのもおすすめです。

そこで、この記事ではWeb会議に使えるスピーカーの特徴や機能性をお伝えしながら、おすすめのスピーカー15選をご紹介します。

目次

Web会議のためのスピーカーの特徴や選び方

Web会議のためのスピーカーは、会議しやすい環境を整える目的で準備します。

ひと口にスピーカーといっても、機能性にはじまり、集音できる範囲や接続方法など、さまざまな特徴や違いがあります。

Web会議で使用するスピーカーを選ぶ際は、会議する場所や人数など、環境や規模に合わせて選ぶのが基本です。

Web会議に適したスピーカーを選ぶためにこだわりたいポイントは以下の7つです。

  • 集音範囲
  • マイクの指向性
  • 接続方法
  • バッテリーは内蔵か
  • どんな音質向上機能があるか
  • マイクとスピーカーは一体型と別々どちらの方がいい?
  • 内蔵マイクやイヤホンマイクとの違いは?

各ポイントについてご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。

集音範囲

会議をする場所や人数などに合わせて、スピーカーの集音範囲を確認します。

個人単位のテレワークや数人が集まる会議では、集音範囲は3m〜5mあれば十分ですし、10人を超える場所では5m〜10mくらいの集音範囲が目安です。

会議する場所が広くなると1台のスピーカーでは集音しづらくなるため、集音範囲に合わせてスピーカーを複数台用意し、連結させると聞き取りやすくなります。

環境に合った集音範囲のスピーカーを選ばないと、ハウリングなどの原因にもなるので、会議に合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。

マイクの指向性

マイクの指向性とは、空間中の音を拾う方向の範囲を示すものです。

例えば、一般的なマイクやマイク付きのヘッドレストなどは単独で使用するため、一方向からの音を集音する指向性があります。

複数人が集まる会議では、さまざまな角度から発話されるため、360°全方向からの集音ができるスピーカーが望ましいです。

マイクの指向性が全方向に対応している場合も、集音範囲には限界があるため、必要に応じて複数台のスピーカーを連結させて使用するのがおすすめです。

接続方法

Web会議用のスピーカーは、パソコンに接続して使用するため、お手持ちの機器に合った接続方法を選ぶ必要があります。

  • ステレオミニプラグ
  • USB
  • Bluetooth

以上3つの接続方法があり、音質や利便性などそれぞれに特徴があります。

それぞれの接続方法のメリットやデメリットもご紹介しますが、スピーカーと合わせて接続機器も選ぶ場合は、接続方法も考慮して選ぶといいでしょう。

ステレオミニプラグ

ステレオミニプラグは3.5mmのプラグで、テレビ周辺やオーディオ機器類の接続方法では、とてもメジャーなプラグです。

有線でつないで音声の入出力をおこなうため、安定した音質で聞けるのが最大のメリットです。

音声の遅延も少なく、比較的低価格のステレオミニプラグでもきれいな音質ですが、接続するパソコン側に入出力の端子がなかったり、規格が合わない場合は接続できません。

USB

USBは、接続するパソコン側にUSB端子があれば有線で使用できます。

接続するためにはデバイスのインストールが必要ですが、直接つなぐため、難しい設定などの必要はありません。

また、有線接続なので音声のタイムラグが発生しづらいのも特徴です。

接続すると同時にパソコンから給電されるものも多くあるため、電池の残量を気にせず使用できるのも魅力です。

Bluetooth接続よりも簡単に接続できますが、有線のためデバイスから離れた場所では使用できません。

Bluetooth

Bluetoothは無線で接続するため、接続が可能な範囲内であれば、デバイスと離れた場所でも使用できます。

無線タイプなので音声にタイムラグが生じたり、その他の電子機器と緩衝してしまう場合がありますが、複数台のスピーカーを連結できるのがメリットです。

コンパクトに持ち運びができ、設置場所にも左右されないため、移動が多い方にもおすすめです。

充電する必要があるため、使用前に電池残量をチェックするようにしましょう。

バッテリーは内蔵か

バッテリーが内蔵されていないスピーカーは、ACアダプターなどを使用して電源を確保する必要があるため、場所を選ばなければいけません。

バッテリー内蔵型は場所を選ばずに使えますが、使用前に電池残量を確認する必要があります。

また、フル充電されている場合でも駆動時間には限りがあるため、購入する際には連続駆動時間がどのくらいなのかも確認しましょう。

長時間にわたって会議する場合は、接続機器から直接電源を供給しながら使用できるものがおすすめです。

どんな音質向上機能があるか

Web会議スピーカーを使っても、音の質が悪いと言葉が正確に伝わりづらくなります。

何度も聞き直しが必要になるため、スムーズに会話が進みません。

スピーカーには、音質を向上させる機能を搭載したものがあるので、購入する際はどのような音質向上機能があるのかもチェックしましょう。

音質向上機能は製品ごとに異なり、製品によっては複数の機能を搭載したものもあります。

  • エコーキャンセリング機能
  • ノイズキャンセリング機能
  • オートゲインコントロール機能
  • 連結機能

以上4つの音質向上機能の特徴をご紹介しますので参考にしてください。

エコーキャンセリング機能

Web会議スピーカーを使用していると、ほかのスピーカーから出る音をマイクが拾ってしまう場合があり、ハウリングが発生する原因にもなります。

エコーキャンセリング機能は、ほかのスピーカーから出る音を拾うのを防ぐ機能です。

特に人数の多い会議で、スピーカーを複数台連結させて使用する場合は、エコーキャンセリング機能が搭載されたものがおすすめです。

ハウリングの発生を防いでくれるので、円滑なやり取りができます。

ノイズキャンセリング機能

スピーカーは、音を拾う性能が良くなるほど、声以外の音も拾ってしまいます。

室内で発せられるエアコンや、パソコンのタイピング時の音は、スピーカーを通じて会議する相手には、雑音として届きます。

ノイズキャンセリング機能は、雑音を抑えてくれる機能です。

Web会議中はパソコン操作をしながらおこなうことも多いため、ノイズキャンセリング機能付きのスピーカーを使うと雑音を減らせます。

オートゲインコントロール機能

オートゲインコントロール機能は、スピーカーからの距離や発言する人の声のボリュームに合わせて、自動的に音量や音声のバランスを調整してくれる機能です。

比較的広い場所でおこなわれる会議では、スピーカーが置かれている位置によって、発言者の声が聞き取りづらくなります。

オートゲインコントロール機能付きのスピーカーなら、どの位置に座った人の声も自動で聞き取りやすく調整してくれるため、大人数での会議にもおすすめです。

連結機能

1台のスピーカーで集音できる範囲は限られているため、その範囲を超える規模でWeb会議をおこなう場合は、複数台のスピーカーを連結させて使う必要があります。

連結する場合は、連結機能が備わっている製品を使用します。

Bluetoothで接続するため、聞き取りやすい位置に設置できますが、連結できる台数は製品によって異なるので購入時にチェックするようにしましょう。

マイクとスピーカーは一体型と別々どちらの方がいい?

会議では、発言者が個々にマイクを使う形が一般的でした。

Web会議では、リモートで話す相手とのやり取りがスムーズにおこなえる方法が必要です。

同じ室内の参加者全員が発言するような会議の場では、マイクとスピーカーが一体型のものを使うほうが効率的です。

Web会議に対応できるマイク一体型のスピーカーの多くには、音質向上機能が備わっているため、リモートでやり取りする相手にも聞こえやすくなります。

マイクとスピーカーを別々に使うとハウリングが起きやすくなりますが、一体型のスピーカーを使用することで防止できます。

360°全方向の音を拾う全指向性のマイクが備わったものは、マイクの位置や方向を気にせず話せるため、Web会議だけではなく一般的な会議にもおすすめです。

内蔵マイクやイヤホンマイクとの違いは?

内蔵マイクは、スピーカー・パソコン・スマートフォンなどの機能の一部として内蔵されています。

スピーカーなどに内蔵されるマイクは、さまざまな方向からの音声を拾える全指向性のものが主流です。

イヤホンマイクは、イヤホンにマイクの機能が備わったもので、ワイヤレスタイプはイヤホン内部にマイクが内蔵されています。

同じ部屋に複数の人が集まるWeb会議では、スピーカーの使用がおすすめです。

自宅や外出先など、個人単位で使用する場合は、相手の声が周囲に聞こえないイヤホンマイクが適しています。

イヤホンマイクには、インナーイヤー型やヘッドセット型など、さまざまな種類があります。

下記の記事では、Web会議におすすめのイヤホンマイクをご紹介しているので参考にしてください。

関連記事:【2024年最新】Web会議におすすめのイヤホンマイク14選!ワイヤレスと有線で最適な選び方を解説!

【2024年最新】Web会議におすすめのスピーカー15選

Web会議におすすめのスピーカーをイメージしている画像

スピーカーは、単独で使用するものやマイク内蔵型のものもあり、接続方法や機能性まで含めるとさまざまな製品がそろっています。

Web会議で使用する場合は、使う場所や人数に合わせて使いやすいものを選ぶのが基本です。

それに加えて、近年は円形・筒形・角型など形状もいろいろあり、カラーバリエーションも豊富なため、個人使用ならデザイン性に考慮して選ぶのもおすすめです。

スピーカーの価格は、集音できる範囲やその他の性能の違いによって、数千円で買えるものから数万円のものまで幅広くあります。

  • 個人での使用におすすめの小型スピーカー
  • 大人数での使用におすすめのスピーカー
  • 大会議室など大規模の場合におすすめのスピーカー

Web会議におすすめのスピーカーを、以上の3つの項目ごとにご紹介しますので参考にしてください。

個人での使用におすすめの小型スピーカー

スピーカーは、サイズや形状などさまざまな種類があります。

個人で使用する場合は、特に集音できる範囲を気にしなくても大丈夫なので、豊富な種類から選ぶことが可能です。

近年は、見た目もスタイリッシュでおしゃれなデザインの製品が増えていて、機能性だけではなく、部屋の大きさや好みに合わせて選べるのが特徴です。

個人での使用におすすめの小型スピーカー5選をご紹介します。

YAMAHA「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-200」

YAMAHAの「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-200」は、1人〜4人くらいの人数に適したスピーカーです。

軽量の薄型タイプなので、持ち運ぶ際もかさばりません。

充電式バッテリー搭載で、最大10時間の連続通話が可能なので、自宅やオフィスでのリモートワークだけではなく外出先でも手軽に使用できます。

Bluetooth接続でNFC接続機能も搭載しているため、NFC対応のスマートフォンやタブレットなら、かざすだけで簡単に接続できるのも特徴です。

マイク付きのイヤホンにも対応のイヤホンジャックも搭載しているので、周りに聞かれたくない秘匿性の高い遠隔コミュニケーションにも対応できます。

参考記事:YVC-200|YAMAHA

Jabra「Speak 510」

Jabraはデンマークのオーディオブランドで、「Speak 510」は、北欧製品ならではのスタイリッシュな見た目が特徴の円形のスピーカーフォンです。

Bluetoothでさまざまなデバイスに簡単に接続でき、コンパクトな軽量タイプなので、持ち運びにも適しています。

上部表面の見やすい位置にスピーカー音量などのボタンが設置されているため、調節なども簡単で使いやすく、音質にも定評があります。

再充電可能なバッテリー搭載で、最大で約15時間の連続通話が可能です。

充電時間は2時間ほどで、自動電源オフ機能を使用した状態では200日以上待ち受けできます。

参考記事:SPEAK 510|JABRA

audio-technica「USBスピーカーフォン AT-CSP1」

audio-technicaの「USBスピーカーフォン AT-CSP1」は、USB接続(USB-C・USB-A)で使用するタイプのスピーカーフォンです。

プラグ&プレイに対応しているため、ソフトウェアをインストールせずにすぐに使用できます。

手のひらに収まるコンパクトな設計なので、パソコン脇につないで置いても邪魔になりませんし、持ち運びにも便利です。

コンパクトで手頃な価格ながら、「エコーキャンセラー機能」や大口径φ40mmのスピーカーユニットが搭載されているため、クリアな音で聴きやすいのも特徴です。

本体には、地球環境に配慮して再生プラスチックを50~70%配合したサスティナブル素材が使われています。

参考記事:AT-CSP1|オーディオテクニカ

Dell「スピーカーフォン MH3021P」

Dellの「スピーカーフォン MH3021P」は、マルチポート(USB-C・USB-A 3.1×2・HDMI 2.0)を内蔵した世界初のスピーカーフォンです。

USB-Cの電源パススルーに対応しているので、ディスプレイやキーボードなどを接続しながら、同時にパソコンの充電やWeb会議への参加もできます。

さまざまな機器に接続が可能で、Zoom認定も取得しているため、オフィスのミーティングスペースにもおすすめです。

音声データから分析し、一定のレベルの雑音成分だけを軽減・除去する「ノイズリダクション機能」とエコーキャンセリング機能によって、クリアな音質で聞くことができます。

スピーカーの底面にケーブルを巻き付けてすっきりと収納でき、スマートに持ち運べるのもメリットです。

参考記事:スピーカーフォン MH3021P|Dell

POLY「SYNC 20」

POLYは、アメリカの映像・音声・データ会議システムの総合メーカーで、法人向け・個人向けに、さまざまなビジネスツールを展開しています。

「SYNC 20」は、パーソナルスマートスピーカーフォンとして販売されているもので、USBとBluetoothでの接続に対応している製品です。

薄い長方形のデザインが特徴的で、会話中のエコーやノイズを抑制するマルチアレイ機能が備わっています。

また、デュアルパッシブラジエーター搭載の「バスレフシステム」により、Web会議だけではなく音楽再生にも適した高性能のスピーカーです。

内蔵バッテリーは、最大で約20時間の駆動が可能なのに加え、USBポートも備わっているため、スマートフォンなどへの充電も可能です。

参考記事:Sync 20|Poly

大人数での使用におすすめのスピーカー

大人数での使用におすすめのスピーカーは、広い場所で使用することを考慮して選ぶ必要があります。

内蔵マイクの集音性や、複数台のスピーカーを連結できるかどうかや、連結できるスピーカーの台数をチェックします。

そのうえで、連結する際に生じやすくなるハウリングなどを防ぐ機能が備わっているかどうかにも注目して選ぶのがおすすめです。

以下では、大人数での使用におすすめのスピーカー5選をご紹介するので参考にしてください。

YAMAHA「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330」

YAMAHAの「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330」は、4人~10人ほどの小規模遠隔会議に適した製品です。

雑音の多いオープンスペースでの会議にも対応できる音声信号処理技術「SoundCapモード」を搭載しています。

「SoundCapモード」は、スピーカーから1m以上離れた音(雑音)を大きく減衰して収音するため、会話が聞き取りやすくなる機能です。

オープンスペースでの会議では、聞き取りやすさだけではなく周囲への音の配慮も必要になります。

この製品には、人の声を瞬時に高精度に判定して、判定結果に応じてマイクを自動的にミュート・解除を繰り返す機能や、スピーカー音量を自動調整する機能も備わっています。

参考記事:YVC-330|YAMAHA

Jabra「Speak 710」

デンマークのオーディオブランドJabraの「Speak 710」は、USBまたはBluetoothを使って瞬時に接続できる円形のスタイリッシュなスピーカーです。

ワイヤレス動作範囲は最大30mあり、1台で6人程度の会議に使用でき、さらに2台のスピーカーを連結させれば、12人程度の会議にも対応できます。

集音性能に比例してサイズアップするため、少人数で使用するものよりサイズが大きくなりますが、298gと比較的軽量なので持ち運びにも便利です。

高いオーディオ品質があるので、Web会議用のスピーカーとして使用するほか、音楽用のポータブルスピーカーとしても使えます。

バッテリーの充電時間は約3時間で、連続通話時間は最長で15時間程度です。

参考記事:Jabra Speak 710|Jabra

ANKER「PowerConf S3」

ANKERはモバイルバッテリーや、スマートフォン・タブレット関連製品の開発・販売をおこなう中国のメーカーです。

「PowerConf S3」は、Bluetoothを使用して接続するタイプの角型のスピーカーで、6つの全指向性マイクを周囲にバランスよく配置し、全方向からの音声を拾います。

エコーキャンセリング機能や、残響を抑制するノイズリダクション機能の搭載により、クリアな音声を届けます。

また、集音する距離やボリュームに関係なく、自動的に音量を均一に届けるオートゲインコントロールがあるので、ボリュームを調整する手間もいりません。

AnkerWorkアプリと連動させれば、バッテリーの残量確認や手元での音量調節も可能です。

参考記事:PowerConf S3|Anker 

audio-technica「スピーカーフォン AT-CSP5」

audio-technicaの「スピーカーフォン AT-CSP5」は、約12cm四方のコンパクトサイズで、持ち運びに便利なキャリングケースが付属しています。

USB-CまたはUSB-Aの有線で接続するほか、Bluetoothにも対応していて、推奨最大人数は6人です。

全方位をカバーする内蔵マイクは4基配置され、推奨距離は半径1m以内で最大2mくらいまで対応します。

また、「ビームフォーミングマイク」を採用しているため、発言者の声を自動追尾します。

ノイズリダクション・オートゲインコントロール・エコーキャンセラーなどの機能も備わっていて、聞き取りやすさにもこだわった製品です。

USBで接続できるため、バッテリー残量が気になる際は、給電しながらの使用もできます。

参考記事:AT-CSP5|オーディオテクニカ

EMEET「スピーカーフォン Luna Lite」

EMEETは、会議に関連する音声や映像分野の機器の開発・販売をおこなう企業です。

スピーカーフォンも会議の規模に合わせて数種類販売されていますが、「スピーカーフォン Luna Lite」は、8人程度の会議に適しています。

2台での連結使用も可能で、最大で16人程度の会議にも対応可能です。

スピーカーからの距離や音声に関わらず、一定の音量に調整してくれる自動音声調整機能付きで、エコーキャンセリングや騒音抑制の機能もあります。

また、独自のAI音声処理技術「VoiceIA」により、コピー機・エアコンのノイズやキーボードの音などを抑制して、クリアな音を実現しています。

参考記事:Luna Lite スピーカーフォン|EMEET

大会議室など大規模の場合におすすめのスピーカー

10人〜20人くらいまでが大会議室に集まるなど、大規模の場合には集音性の高い内蔵マイクが搭載されたものや、ハンドマイクに接続できるタイプがおすすめです。

サイズや重さにこだわるよりも、設置のしやすさや接続のしやすさにこだわって選ぶようにしましょう。

大人数が集まると雑音も発生しやすくなるため、それらを抑制する機能にも注目するのもポイントです。

YAMAHA「ユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000」

YAMAHAの「ユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000」は、8人以上の会議に適しています。

本体には1台のマイクが付属されていますが、専用の拡張マイクが4台まで接続が可能です。

合計5台のマイクが接続できるため、30人くらいまでの会議でもスムーズに対応できます。

また、市販のアンプ内蔵スピーカーを2台まで接続が可能で、使用中の音響環境を学習して音響設定を自動で最適化します。

会議だけではなく、広い場所でおこなうセミナーなどの使用にもおすすめです。

参考記事:YVC-1000|YAMAHA

EMEET「OfficeCore M2」

最大3m、360° の集音および音声自動追尾機能を備えたスピーカーなら「OfficeCore M2」です。

EMEET独自のAI音声処理技術「VoiceIA」により、周囲のさまざまなノイズやエコーを効果的に除去します。

専用ケーブルでスピーカーを連結させられるので、最大で16人程度の会議に適しています。

USB-C・USBアダプターA200・Bluetooth・ステレオミニプラグなど、幅広い方法で簡単に接続できます。

パソコン用のEMEETLINKを連携させれば、ファームウェアをアップグレードでき、ニーズに合わせて設定をカスタマイズすることも可能です。

参考記事:OfficeCore M2|EMEET

Jabra「Speak 810」

Jabra「Speak 810」は、USB・Bluetooth・ステレオミニプラグに対応した業務用の据え置き式スピーカーフォンです。

Bluetooth class1に対応している機器ならば最大30mの動作範囲で接続でき、15人くらいまでの会議に適しています。

参加者全員の声を聞き取りやすくするため、人間の声にフォーカスするZoomTalkマイクを採用しているのが最大の特徴です。

参考記事:SPEAK 810|JABRA 

BEYERDYNAMIC「SPACE」

BEYERDYNAMICは、ヘッドフォンやスピーカーを製造するドイツのプライベートブランドです。

一般的なスピーカーは、ブラックやシルバーなどのオーソドックスなカラーのものが主流ですが、「SPACE」はスモーキーな3色のカラー展開があるのが特徴です。

抗菌素材のテキスタイルを採用したほかにないデザインなので、部屋のイメージに合わせて選びたい人におすすめです。

会議などのほかに音楽スピーカーとしても使用でき、「ボイスモード」「ミュージックモード」に自動的に切り替わります。

ボタンを組み合わせて押すことで、会議室に最適なモードに切り替えられます。

参考記事:SPACE Bluetooth|BEYERDYNAMIC

I-O DATA「USB-SPPHL1」

I-O DATAの「USB-SPPHL1」は、別売の専用マイクを使って拡張できるUSB接続のスピーカーフォンです。

高感度マイクは4ヵ所に内蔵され、エコーキャンセラー・ノイズリダクション・オートゲインコントロール・マイク自動追尾の音声処理機能を搭載しています。

USBケーブルでパソコンに接続するだけで手軽に使え、音量調節やミュート設定は本体のボタンで簡単にできます。

付属のオーディオケーブルを使えば、パソコンだけではなく、3.5mm 4極ミニプラグが搭載されているスマートフォンやタブレットでの使用が可能です。

近年、感染対策を気にする人も増えていますが、「USB-SPPHL1」には光触媒をコーティングした抗菌モデルも販売されています。

参考記事:USB-SPPHL1|IODATA

Web会議でスピーカーを使うメリットは?

スピーカーを使ってWeb会議をするイメージの画像

会議でマイクやスピーカーを使って話すときは、発言者自身がマイクを使うというスタイルが一般的でした。

現在でも、そのスタイルで会議が進行する場合もありますが、ほかの場所とリモートでつなげておこなうWeb会議ではスピーカーを使うのが主流です。

Web会議用のスピーカーが普及した背景には、会議中の音質の不具合を解消するメリットがあります。

Web会議用のスピーカーを使う4つのメリットをご紹介するので、参考にしてください。

音質がクリアになる

Web会議用のスピーカーには、ボリュームを調整する機能だけではなく、音質をクリアにするための音声処理機能を搭載しているものがあります。

遠隔での会議をスムーズに進めるためには、正確に言葉を伝えあえることが重要なポイントです。

スピーカーを取り入れると、集音能力や搭載されている音声処理機能によって、言葉が聞き取りやすくなります。

一般的な音声処理機能には、一定のレベルの雑音成分だけを軽減・除去するノイズリダクション機能や、エコーキャンセリング機能などがあります。

個人での使用に適したものから拡張性の高いものまで豊富にあり、使用する状況や人数に合わせて選べるのもメリットのひとつです。

複数人が同時に話しても音を拾える

Web会議用のスピーカーにはマイク内蔵型のものが多くあり、設置や接続方法も簡単なので手軽に取り入れられるアイテムです。

通常のマイクの場合は、手に持つなど発言者に向けて使用します。

外付けマイクを使用して会議する場合は、それぞれの音を拾える位置に複数のマイクを設置する必要があります。

Web会議用のスピーカーは、全指向性マイクが内蔵されているため、複数人で同時に話しても一定の距離を保てていれば、どの方向からの音も拾えるのがメリットです。

マイクを設置したり移動させるなどの手間がなくなるため、スムーズな会議を進行できます。

また、ハンドマイクを別で用意する必要がある場合には、マイクを拡張できるスピーカーも販売されているのでチェックしてみてください。

声の大きさを気にする必要がない

通常のマイクを使用して話す場合は、マイクとの距離やボリュームなどを気にする必要がありますが、Web会議用のスピーカーは声の大きさを気にする必要がありません。

オートゲインコントロールという機能が搭載されているため、集音した音声のボリュームに関わらず、常に最適な状態に調整して出力してくれます。

この機能があることによって、発話者に合わせてその都度スピーカー本体のボリュームを変える手間が省けて便利です。

また、人の声以外の音をノイズとして除去してくれる機能を搭載したスピーカーが主流で、クリアな音声で聞き取ることができます。

ハンズフリーで使用できる

外付けのマイクを使用する必要がないので、ハンズフリーで使用できるのもメリットです。

手元が空くため、パソコンを使用しながら会議に参加できたり資料が見やすくなります。

また、Web会議用のスピーカーを設置して接続するだけで、速やかに会議を始められるのがポイントです。

人数や会議をする場所によって、スピーカーの台数を増やして連結する必要がありますが、ほかに接続する機器がなければ、準備や調整時間も短縮できます。

Web会議でスピーカーを使うときの注意点は?

スピーカーは、Web会議をスムーズに進めるために有効なアイテムのひとつですが、適切に使用しないと、不快な音を発する可能性があります。

スピーカーを使って会議するためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

接続方法や使い方が簡単なWeb会議用のスピーカーを使うときの注意点について詳しくご紹介します。

狭すぎる場所に設置しない

スピーカーは、音質や音のボリュームを聞き取りやすくするアイテムなので、本来は狭い場所には必要ありません。

天井や壁に囲まれている狭すぎる場所には設置しないようにします。

反響して声が重なって相手に届いたり、ほかの機器との緩衝によるハウリングを起こしやすくなるため、余計に聞き取りづらくなる可能性があります。

ただし、パーテーションなどで仕切られただけのスペースで、上部から音が逃げてしまったり、雑音などが多くて聞き取りづらい場所での使用はおすすめです。

音量を上げすぎない

スピーカーの音量を上げすぎると、スピーカーから出力された音も、音声としてマイクが拾ってしまう可能性があります。

狭い場所で使用するのと同じようなトラブルにつながるため、音量を上げすぎないようにしましょう。

個人で使う場合は、自分が発言するとき以外はマイクをミュートにすることで、トラブルを避けることができます。

複数の人が発言する場所にスピーカーを設置する場合は、マイクを自動的にミュートする機能が付いたものを取り入れたり、音量を上げすぎないようにしましょう。

Web会議にはマナーやルールがある?

Web会議は、自宅や外出先などからでも通信環境があれば参加できるため、参加者全員のスケジュールを調整しやすいなど、さまざまなメリットがあります。

どこからでも参加できる便利さはありますが、Web会議にもマナーやルールがあります。

遠隔で会議に参加する場合は、まずは通信環境を整えなければいけません。

特に外出先から会議に参加する際には、通信状態が途切れない場所でおこなうようにし、会話の妨げにならないように、なるべく静かな環境を選んでおこなうことが大切です。

また、あらかじめ決めた時間に接続できるように、時間に余裕を持って準備するようにしましょう。

その他にも、服装のマナーやプライバシーへの配慮も必要になりますが、Web会議のマナーやルールについてご紹介している記事がありますので、参考にしてください。

関連記事:Web会議のマナーやルールは?参加する際の注意点や事前準備も徹底解説!

Web会議では音声だけでなく映像も重要?

Web会議はインターネット回線を介して、パソコンやスマートフォンなどを使用しておこないます。

複数人で会議する場合は誰が発言しているのかを映像で知ることも重要です。

個々にパソコンやスマートフォンを使用している場合は、デバイス内蔵のカメラでの対応が可能ですが、解像度などのスペックはデバイスによって異なります。

また、複数人が参加する場所を映像で発信する場合は、デバイス内蔵のカメラでは全員を写しきれません。

Web会議では、音声だけでなく発言者の表情などを映し出す映像も重要な役割を果たします。

下記のリンク先では、Web会議でおすすめの外付けカメラをご紹介しています。

関連記事:Web会議でおすすめの外付けカメラ9選!目的に合った選び方でご紹介!

Web会議をより円滑に進めるためのツールとは?

インターネット回線を利用しておこなうWeb会議では、適切なコミュニケーションを支援するツールを使用することで、より円滑に進められます。

コミュニケーションに適したツールには、無料で試せるものもたくさんあります。

多言語翻訳機能など、特殊な機能を持つツールもあるため、使用する人や目的に合ったものを選ぶのがおすすめです。

たとえば聴覚障がい者とのコミュニケーションにおすすめのツールとして、リアルタイムで音声を文字化したり、チャット機能が搭載されたツールがあります。

下記のリンク先では、聴覚障がい者との会議を支援するツールをご紹介しているので、参考にしてください。

関連記事:聴覚障害者との会議を支援するツールやアプリは?無料でも始められコミュニケーションが円滑に!

Web会議をより円滑に進めるためには、会話を聞き取りやすくするためのスピーカーのほか、さまざまな機能を備えた便利なツールやアプリがあります。

会議に参加する人や目的に合わせて、適したツールを取り入れましょう。

\聴覚障がい者向け音声認識ツール/

まとめ

Web会議は専用のスピーカーがなくても成り立ちますが、適切なものを選ぶと、やり取りがしやすくなりスムーズに会議が進められます。

この記事では、スピーカーを選ぶポイントやメリットについてご紹介したうえで、おすすめのスピーカー15選をご紹介しました。

会議をおこなう人数や環境に合わせて、適切なスピーカーを選んでWeb会議に活用しましょう。