Web会議でおすすめの外付けカメラ9選!目的に合った選び方でご紹介!

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Web会議のカメラの選び方をイメージした画像

Web会議の機会が多くなり、外付けカメラを検討する方も増えています。

これまで使用したことのない方やこれから新しく外付けカメラを準備したい方のなかには、

「Web会議でおすすめの外付けカメラや選び方を知りたい」

と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで本記事では、Web会議でおすすめの外付けカメラ9選をご紹介します。

目的に合った選び方やWeb会議のカメラのマナーも詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

Web会議でカメラは必要?

デバイスに内蔵されたカメラでWeb会議に参加している方は多く、外付けカメラは必要なのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

カメラの前の参加者が自分一人だけの会議では、デバイス内蔵のカメラをそのまま使っていても問題ありません。

しかし大人数の参加者がいる会場を映し出さなければならないWeb会議では、内蔵カメラだけで快適な会議を実現することは、難しいケースがあります。

参加者一人ひとりの表情をとらえたり、ミーティングの様子を高画質で映し続けるとなると、内蔵カメラのスペックではカバーしきれない可能性が高いからです。

スムーズにWeb会議を進行するためには、画質以外にもクリアな音声・安定した通信など高品質で安定感のある映像の送受信が欠かせません。

このクオリティを左右する機材が、Web会議用の外付けカメラです。

会議の参加者数や目的に合わせて外付けカメラを導入するとスムーズな会議ができるでしょう。

目的にあったWeb会議用カメラの選び方

Web会議では、適切な外付けカメラを使用することによってスムーズな進行が期待できます。

ここからは、目的にあったWeb会議用カメラの選び方を7つのポイントでご紹介します。

  • 解像度が適切か
  • 画角が参加人数に合っているか
  • PTZ機能が搭載されているか
  • フレームレート(fps)が適切か
  • 他のデバイスとの相性が良いか
  • 設置方法や固定方法は適切か
  • 便利な機能が付いているか

参加人数やデバイスなどの条件に合ったカメラを選べるように参考にしてみてください。

解像度が適切か

Webカメラを選ぶ際には、解像度が適切なものを選ぶようにしましょう。

解像度とは画像の細かさのことで、単位は「ピクセル(p)」で表され、数値が大きいほどクリアな映像になります。

Webカメラの解像度は一般的に720pや1080pとされています。

面接や部署内の打ち合わせなどの大切なビジネスシーンでの利用には、1080p以上が望ましいでしょう。

注意するポイントは、解像度が高いと通信にも多くのデータ量を要してしまう点です。

せっかく高解像度のカメラを選んでも、使用する回線の通信速度が遅かったり、デバイスの処理能力が低いと映像の送受信に支障をきたしてしまいます。

もし、画面越しの相手の表情さえわかればよいようなレベルであれば、解像度が低いカメラを選ぶのがベターです。

画角が参加人数に合っているか

カメラの画角が参加人数に合っているのか事前に確認しておきましょう。

参加者が複数人いる会議では、会議室内の複数の人物や広範なエリアがカメラに収まるような広角モデルが理想的です。

参加者全員が画面に映り込むことで、円滑なコミュニケーションができ、効率的な情報共有ができます。

広角モデルは、会議室の広さや人数に応じて画面の映し方を自在に変えられるので、参加人数が多いWeb会議ではおすすめのカメラです。

PTZ機能が搭載されているか

Web会議で用いるカメラには、「PTZ機能」が搭載されていると便利です。

PTZ機能とは、以下の頭文字を指します。

  • P(パン) :固定したカメラの向きを左右に振る
  • T(チルト):固定したカメラの向きを上下に振る
  • Z(ズーム):被写体を拡大・縮小して撮影する

パン機能で発言者にレンズを向けたり、チルト機能で書類や商品など実物の確認ができます。

ズーム機能を使えば、遠く離れたところにある共有事項も、拡大して映し出すことが可能です。

PTZ機能を搭載したWebカメラは、レンズを自由自在に動かすことで、1台でも広範囲の撮影ができるのでビジネスシーンにおすすめです。

フレームレート(fps)が適切か

Webカメラでは、フレームレートが適切かどうかの確認も必要です。

フレームレートとは、1秒間の映像が何枚の画像で構成されているかを示す単位で、コマ数が多いほどなめらかな動きを映像化できます。

話し手の表情や文字を伝えるのであれば、15fpsがおすすめです。

細かな動きや、画面越しの空間の細部までを伝えたい場合は30fpsあれば安心でしょう。

フレームレートも解像度と同じく、数値が大きくなるほどデータ量がかさんでしまうので注意が必要です。

他のデバイスとの相性が良いか

Webカメラの導入では、日常的に使っている他のデバイスとの相性が良いかもチェックしましょう。

規格が合わなければ、USBやACアダプターで連結させることも不可能ではありませんが、音割れや映像荒れの原因になることもあります。

事前に確認しておくことで余分なアクセサリの購入が不要になるので、相性の良いWebカメラを選ぶことをおすすめします。

設置方法や固定方法は適切か

会議室のレイアウトや使うシーンに応じて、カメラの設置方法や固定方法を考えなければいけません。

たとえば、長方形のテーブルレイアウトの会議室では、参加者全員を毎回同じ画角で配信するために、ボックス型カメラが有効なケースもあります。

手軽な利用を検討している場合には、クリップで簡単に取り外しができて、いつでも使用できるような便利なカメラがおすすめです。

どのような場面で使用することが多いのか事前に検討したうえで選ぶといいでしょう。

便利な機能が付いているか

ご自身の使用に合わせて、便利な機能が付いているWebカメラを選ぶのもおすすめです。

たとえば、「オートフォーカス機能」は、カメラが被写体を認識し自動的にピントを合わせてくれる機能です。

ピントを合わせる手間がかからないため使いやすく、撮影に集中できるので、新商品の打ち合わせなどで役立つでしょう。

他にも、Webカメラによっては三脚穴が搭載され、三脚に取り付けられるモデルもあります。

卓上三脚を用意する必要はあるものの、カメラをモニターに引っかけたりデスクに直置きしたりするよりも安定させやすいのが魅力です。

三脚によっては向きや高さなどの調節もできるので、カメラのアングルにこだわりたい方にもおすすめです。

このように、使いたい目的に合わせた便利な機能が付いているWebカメラを選ぶことで、より効果的にWeb会議を進行できます。

Web会議におすすめのカメラ9選

Web会議でおすすめのカメラをイメージした画像

現在販売されているWebカメラは、低価格でシンプルなモデルから4Kやズームに対応する高性能なモデルまで、さまざまなメーカーから豊富なアイテムが販売されています。

ここからは、Web会議におすすめのカメラ9選を用途別にご紹介します。

あると便利な機能や選び方など、これから外付けカメラの購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

logicool「C270n HDウェブカメラ」

お手頃価格のカメラをお探しの方には、logicalの「C270n HDウェブカメラ」がおすすめです。

解像度はHD720pの30fpsでクリアな画面を相手に映せます。

自動光補正で明るく高コントラストな映像を届け、ワイドスクリーンフォーマットによってシャープでスムーズなビデオ会議が可能です。

ZoomやSkypeなど一般的なWeb会議システムにも問題なく対応できます。

参考記事:C270n HDウェブカメラ|logicool

logicool「C920n HD PRO ウェブカメラ」

フルHDの明瞭な画面のWebカメラをお探しの方には、logicoo「C920n HD PRO ウェブカメラ」が人気です。

78度の視野角で、自分の姿を十分に画面に収められます。

フレームレートは30fpsあるので、ZoomやTeamsなどのWeb会議システムでは低遅延で通信が可能です。

カメラの両サイドにマイクを搭載しているので、マイクを購入する必要がなく、クリアなサウンドを出力できます。

三脚対応ユニバーサル取り付けクリップが付属しているため、ノートパソコンだけでなく、モニターやデスクトップなどにも簡単に設置可能です。

参考記事:C920n HD PRO ウェブカメラ|logicool

ELECOM「高精細Full HD対応500万画素Webカメラ UCAM-C750FBBK」

圧倒的に美しく高精細なカメラをお探しの方には、ELECOM「高精細Full HD対応500万画素Webカメラ UCAM-C750FBBK」がいいでしょう。

最大2592×1944pの超高精細映像により、鮮明で美しい映像を送ることができます。

カメラ本体にマイクを搭載していて、複数人でのWeb会議でも集音が可能です。

パソコンに接続するだけですぐに使えるので、Webカメラに不慣れな方でも使用できます。

参考記事:高精細Full HD対応500万画素Webカメラ – UCAM-C750FBBK

ANKER「PowerConf C200」

コンパクトなWebカメラをお探しの方には、サイズが約5cmのANKER「PowerConf C200」がおすすめです。

約83gと軽量設計なので持ち運びにも便利で、ノートパソコンにも安定して設置できます。

画質は2K対応で通話相手に鮮明な映像を表示可能です。

また、被写体に自動でピントを合わせるオートフォーカス機能が付いているのもポイント。

明るさやコントラストも好みで切り替えられるので、カスタマイズ性、機能性に優れた軽量のWebカメラを探している方におすすめです。

参考記事:PowerConf C200

Lenovo「パフォーマンス FHD Webカメラ 4XC1D66055」

Lenovo「パフォーマンスFHD Webカメラ 4XC1D660055 」は、ノートパソコンにもデスクトップにもどちらでも使用可能なWebカメラです。

USBがあれば、パソコンとカメラを簡単に接続でき、解像度最大1920×1080pのきれいな画面でWeb会議ができます。

全指定ステレオマイクが内蔵され、2mの集音範囲で自分の声をしっかり相手に届けられます。

物理的にカメラを覆うシャッターも内蔵していて、不意にカメラがオンになるのを避けられます。

参考記事:Lenovo パフォーマンス FHD Webカメラ

SANWA SUPPLY「ワイドレンズWEBカメラ CMS-V51BK」

広視野角のWebカメラをお探しであれば、SANWA SUPPLY「ワイドレンズWEBカメラ CMS-V51BK」がおすすめです。

視野角は103度あるので複数人のWeb会議はもちろん、研修の様子やホワイトボードの内容などもカメラに収められます。

500万の画素数で高精細な映像を相手に表示可能で、自然な発色かつ歪みを抑えたレンズを採用しています。

パソコンのUSBポートに接続するだけで簡単に使用できるのもうれしいポイントです。

参考記事:ワイドレンズWEBカメラ CMS-V51BK

SOURCENEXT「Meeting OWL3」

SOURCENEXT「Meeting OWL3」は、カメラだけではなく、マイクとスピーカーも搭載しています。

1台でWeb会議室に必要な機材がそろい、パソコンに接続するだけで会議を始められます。

AIが音を認識し、360度カメラが発言者に自動でフォーカスするので、誰が話しているのかがはっきりとわかる臨場感と一体感のある会議が実現できます。

拡張マイクと組み合わせて使用すれば、10人〜18人程度のWeb会議での使用が可能です。

参考記事:ミーティングオウル

SOURCENEXT「KAIGIO CAM360」

AIと360度カメラの組み合わせで、会議室側の状況がよくわかるWeb会議ができるSOURCENEXT「KAIGIO CAM360」も人気です。

独自のAIが人物を検知し、会議室にいる人の表情が見えるように、人物を拡大して映し出します。

さらに話している人の枠をハイライトするので、誰が発言しているのかも一目瞭然です。

4分割、9分割、パノラマ表示の有無などシーンに合わせて表示モードを選ぶこともできるので、大人数のWeb会議や打ち合わせに適しています。

参考記事:KAIGIO CAM360

I-O DATA「マイク・スピーカー一体型360度USBカメラ TC-MSC300W」

マイクとスピーカー付きのWebカメラは、I-O DATA「マイク・スピーカー一体型360度USBカメラ TC-MSC300W」がおすすめです。

別途スピーカーやマイクを用意する必要がなく、USBケーブル1本で簡単に接続できるので、Webカメラの扱いに慣れていない方でも安心して使えます。

専用アプリ「Camutil」を使用すれば、カメラ映像の明るさやコントラストの調節、映像の合成ができます。

参考記事:TC-MSC300W|IODATA

Webカメラにマイクは内蔵されている?

すべてのWebカメラにマイクが内蔵されているわけではありません。

もし、パソコン本体にマイクが内蔵されているのであれば、Webカメラにマイクが内蔵されていなくても音声を発信することができます。

最近のパソコンであれば、内蔵カメラ・マイクが付いているものが多いので、まずはご自身のパソコンを確認してみてください。

パソコンにもWebカメラにも、マイクが内蔵されていなければ専用マイクを購入する必要があります。

Web会議におすすめのイヤホンマイクをお探しの方は、以下の記事を参考にしてご購入ください。

関連記事:【2024年最新】Web会議におすすめのイヤホンマイク14選!ワイヤレスと有線で最適な選び方を解説!

Web会議にはマナーがある?

Web会議のマナーをイメージした画像

Web会議には映像や音声のマナーがあるのをご存知ですか。

対面会議にくらべると、Web会議ではお互いの空気感や会話の間などが伝わりづらい環境です。

そのため、思いもよらない要素が会議の進行に影響したり、思いがけないことで相手に悪印象を与えてしまったりする場合もあります。

会議全体のルールを決めたり、参加者一人ひとりが映像や音声のマナーを守ることが大切です。

Web会議のマナーは以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:Web会議のマナーやルールは?参加する際の注意点や事前準備も徹底解説!

Web会議のカメラの位置や目線はどうすればいい?

Web会議中の参加者の目線は、パソコン画面に映っている個々の参加者の顔に向きがちです。

しかしパソコン画面ばかりを見ていると、相手側の視点からは、常に下や横を向いているように映ってしまいます。

Webカメラのレンズを見て話すと、対面でのコミュニケーションのような雰囲気をつくることができるので、相手の注意を引きつけることにもつながります。

Web会議中のカメラの位置は自分が真ん中にくるように、事前にカメラテストなどで確認しておくとスムーズに始められるでしょう。

ZoomでWebカメラを切り替えるには?

Zoomは、さまざまな機能について操作が可能です。

ここでは、ミーティング中に複数のWebカメラを切り替える方法を解説します。

「ビデオの停止」や「ビデオの開始」の右横にある「 ^ 」マークをクリックすると、ビデオの詳細メニューを選択できます。

内蔵カメラとは別に、USBで外付けカメラなどを接続している場合は、ここでビデオ入力の切り替えが可能です。

Zoomの便利な機能は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:Zoomの文字起こしは日本語でできる?機能や設定方法・注意点もわかりやすく解説!

まとめ

今回の記事では、Web会議でおすすめの外付けカメラを解説しました。

パソコンに内蔵されたカメラでもWeb会議に参加できますが、人数や会議室の大きさによっては外付けのカメラの方がスムーズに進行できる場合もあります。

Web会議の普及にともなって、現在は多くのWebカメラが販売されています。

目的に応じたおすすめの外付けカメラも解説しているので、これから購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。