音声認識で聴覚障がい者とのコミュニケーションもより密に。コミュニケーションを支える「Pekoe」

株式会社オカムラ様は、今まで培ってきた技術や知識を活かした 「総合力」で、オフィスをはじめ、学校、病院、スタジアム、 そして物流センター、商業施設まで、さまざまなシーンにおいて 新しい価値を創り続けています。聴覚障がい者とのコミュニケーションをより密にすることを目的に「聴覚障がい者コミュニケーションサービス Pekoe」を導入いただきました。

株式会社オカムラ 様

URL:https://www.okamura.co.jp/

本社所在地:神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号 天理ビル19階

資本金:18,670百万円[2022年3月31日現在]

従業員数:3,804名[2022年3月31日現在]

主な業務:

スチール家具全般の製造・販売

産業機械その他の製造・販売

金属製建具取付工事の請負

建築業に関わる付帯工事・設計・製造・販売

商品陳列機器その他の製造・販売

各種セキュリティ機器に関わる付帯工事・設計・販売

各種医療機器その他の機械器具の設計、製造ならびに販売

事務所の環境向上と事務・生産効率向上に関する情報の提供とこれに関連する機器の製造・販売

お客様紹介

オフィス環境事業本部

デザイン推進部

三枝 様

オフィス環境事業本部

デザイン推進部 デジタル推進センター

織田 様

これまでの課題

タイピングだけでは些細な会話や小さな笑いを文字にして伝えきれない

文字起こしなど字幕機能の誤変換で話の主旨が誤って伝わる

導入効果

音声認識で些細な会話も全て文字化

文字起こしなど字幕機能の誤変換で話の主旨が誤って伝わる

幅広い業務で聴覚障がい者が活躍

CG制作一筋で社内No.1の腕前をもち15名のメンバーをまとめる室長。

CG制作担当でグラフィックデザインにも挑戦されているリーダー。

難易度の高いコンペ案件のCG制作を任されているメンバー。

コロナ禍入社のCG制作や動画制作をこなすメンバー。

様々な手続きや支払処理などを的確にこなすメンバー。

学校や図書館など公共施設の空間レイアウトを担当するメンバー。

株式会社オカムラ様では幅広く聴覚障がい者が活躍されています。

誤変換が致命的なすれ違いを生む

Pekoe導入前の課題はどのようなものでしたか?

コロナ禍でZoomやTeamsなど新しい会議形態がでてきてチャットや画面共有で色々な情報を伝えやすくなりました。その中でも文字起こし機能はまさに救世主でした。しかし、文字起こし機能の誤変換が話の主題を大きく変えてしまうほど影響することもありました。この誤変換を聴覚障がいの方に間違っていると伝える術がないことが困りごとでした。

また、コロナ禍以前はタイピングで伝えていましたが、誰かのつぶやきなど些細な会話や笑いが伝えきれず、聴覚障がいのあるメンバーにとっては疎外感につながっていました。

誤変換を修正して正しい情報を伝える大切さ

Pekoeで課題は解決されましたか?

まず、音声認識の精度が大変良い。さらに、ZoomやTeamsの文字起こし機能と違い音声認識で誤認識された部分を修正できるところです。この誤認識を修正できるということは情報を正しく伝えるときに非常に効果がありました。修正する人を事前に募っておくことで修正する人が誰もいない状況にならないようにしています。

文字だけで伝わらない感情の部分などはチャット機能などでより伝わるようにフォローしています。

使い方で工夫していることは何でしょうか?

話していることがどんどん流れていくので誤変換を100%修正することは難しいです。修正する人ができる範囲でやりましょうと伝えておくことで、修正する人の気持ちが楽になります。また、聴覚障がいの方からも自然と「修正ありがとう」「要点を抽出してくれてありがとう」という気持ちを伝えてくれるので、気持ち良くPekoeをチームで利用できていると思います。

Pekoeのコンセプトに共感

導入して変化したことはありますか?

何事も受け身だったメンバーが自分からPekoeを起動してみんなで修正するための共有URLを率先して準備してくれるようになりました。会議が始まる前に「今日は誰がPekoeを起動しますか?」と誰かが問いかけてくれたり、「今日のPekoeの共有URLはこちらです。」という発言で始まる会議になり、メンバーが集まり始めた場を少し温めるようなスターターの役割を果たしてくれたりしています。
Pekoeのコンセプトである、音声の文字化機能だけでなくコミュニケーションを目的としているところにみんな共感して、是非このシステムを活用しようという気持ちになっています。

これから導入する部門の方に伝えたいことはありますか?

私たちは聴覚障がい者と聴者がお互いに考えながら進めていくことが大切だと思っています。最初は、障がい者の方たちに「何かフォローしてあげる」という感覚でいました。その感覚だと聴覚障がい者の方が思っていることとずれることがあったので、お互い一緒にやっていくことが大事だと思います。そのときに、100点を求めるのではなくてまず70点、80点から始める。あとの20点をどうすれば良いのか聴覚障がい者の方と一緒に考える。まずはハードルを下げて始めていけばいいのかなと感じています。

聴覚障がい者向けコミュニケーションサービス
Pekoe

Pekoe​の使い方や活用シーンをまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。また、​無料トライアルを実施しています。ぜひPekoeを定例会議、朝会、オンライン配信イベントなどでお試しください。

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