聴覚障害者との筆談のポイントやコツを解説!デメリットやわかりやすい例文も紹介

聴覚障害に関すること
#聴覚障害
SNS
Follow us
Twitter
聴覚障害者との筆談のコツをイメージした画像

聴覚障害者と筆談でやり取りするのにはポイントやコツがあります。

行政や公共機関の窓口など、筆談をする場面が増えてきましたが、聴覚障害者のなかには筆談が苦手な方もいらっしゃいます。

これから筆談でコミュニケーションをとる際に、

「筆談で大切なポイントや、どのような表現をしたらよいのか知りたい」

と、思う方も多いのではないでしょうか。 

そこで本記事では、筆談のポイントやデメリット、例文などを具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

\聴覚障がい者向け音声認識ツール/

聴覚障害者の筆談とは?

筆談は、聴覚障害者とのコミュニケーションのひとつで、紙やホワイトボードなどに伝えたいことを書いたり、話す内容をモニターに入力するなどしてやり取りができる、非常に重要な手段です。

病院や銀行、路線バスの車内や駅など、筆談器や筆談ボードが設置されている場所も増えてきました。

さらに、スマートフォンやタブレットを使用すれば、テキストメッセージやコミュニケーションアプリを介してメッセージを送信できるので便利です。

聴覚障害者との筆談のポイントは?

聴覚障害者との筆談では、次の3つのポイントに気をつけるとスムーズにやり取りができます。

  • コミュニケーション方法について確認する
  • 伝えたいことが理解できているかを互いに確認する
  • 大切なことは文字で残しておく

聴覚障害のある方にとって、会話を最初から最後まで完璧に聞き取ることは、非常に難しいものです。

3つのポイントの内容を詳しく解説していくので、聴覚障害者とのコミュニケーションにお役立てください。

コミュニケーション方法について確認する

筆談が苦手な聴覚障害者の方もいるので、どのようなコミュニケーション方法をとればよいのか相手に確認する必要があります。

聴覚障害者といっても、それぞれコミュニケーション方法が異なることが多く、筆談だけでやり取りをしている訳ではありません。

幼少期から重度の聴覚障害がある方のなかには、言葉の習得に影響があり、読み書きが苦手な人もいるため筆談の際は配慮した方がいいでしょう。

聴覚障害は外見上ではわかりにくいため、周囲は本人が必要とするコミュニケーション方法を尊重し、それぞれのニーズに合わせて対応することが大切です。

筆談や手話、表情やジェスチャーなど、ひとつの方法だけではなく、さまざまな方法を組み合わせると伝わりやすくなることもあります。

よりスムーズにコミュニケーションをとるために、必要に応じて文字変換ツールなどを使用するのもおすすめです。

伝えたいことが理解できているかを互いに確認する

筆談で、誤解やトラブルを防ぐためにも、こちらが伝えたいことを相手が理解できているかを互いに確認しながらやり取りすることが大切です。

慎重に決断しなければならない場面や会議などでは、内容を正確に理解できているのか確認しながら進め、疑問に思う点はその都度遠慮せずに質問をしてもらいます。

筆談は、聴覚障害者との重要なコミュニケーションのひとつであり、正確に理解し合うためにはお互いの協力が必要です。

書かれた文章を注意深く読み、内容を汲み取りながら会話を進めましょう。

大切なことは文字で残しておく

筆談中の大切なことは文字で残しておくことが重要です。

例えば、仕事の打ち合わせや行政の手続き、友人との約束など、忘れてはいけないことや間違って伝わると困ることは文字にして残しておきましょう。

大切なやり取りには、消えてしまうボードではなく、ノートやメモ帳など内容を残しておけるものを使用することをおすすめします。

筆談で大切なポイントは以下の記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:聴覚障害者との筆談で大切なことは?筆談の方法やメリット・デメリットも解説!

筆談の例文を紹介!

筆談の例文をイメージした画像

ここからは、実際に使える筆談の例文をご紹介します!

いざ、筆談をするときに困ってしまわないようにポイントやコツをおさえておきましょう。

  • 適度に漢字を使用する
× あしたははちじにしゅうごう◯ 明日は8時に集合
  • 具体的にシンプルに
× 3時間後◯ 10時
× 明後日 ◯ 11月3日 
  • まわりくどい表現は避ける
× ないわけではない◯ ある
× できなくはない◯ できる
  • 丁寧な言い方よりもわかりやすい表現を
× わかりかねます◯ わかりません
× できかねます◯ できません
× お待ちいただいてよろしいでしょうか◯ お待ちください
  • 電車乗車中に緊急停止で「何かあったのですか?」とメモを渡されたとき
× 人身事故があって緊急停止したとアナウンスがあり、10分ほど停止するみたいです◯ 人身事故。10分停止します

このように、筆談ではシンプルにわかりやすい表現を使用するように心がけましょう。

メモ用紙などを持参していなかったり、停電などで周囲が暗いときにはスマートフォンのメモ機能や便利な文字変換アプリも効果的です。

\聴覚障がい者向け音声認識ツール/

筆談にもデメリットがある?

筆談は、特別な訓練や資格がなくても、聴覚障害者と意思疎通ができる手軽なコミュニケーション方法ですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 微妙なニュアンスが伝わりづらい
  • 書くことに時間がかかる
  • 複数人での会話には不向き

3つのデメリットを理解して、聴覚障害者とのコミュニケーションでお役立てください。

微妙なニュアンスが伝わりづらい

筆談は、会話のコミュニケーションと比べて、微妙なニュアンスや情報の伝達が難しい場合があります。

筆談だけだとジェスチャーや表情、声のトーンなどのような非言語コミュニケーションが利用できないので、メッセージの意味や感情を理解しにくいのはデメリットのひとつです。

筆談で感情を的確に伝えるためには、適切な言葉を選び、具体的な表現を使うことが役立ちます。

さらに、お互いに理解と共感を示すことも大切で、相手の立場を考えながらコミュニケーションをとると円滑に進めることができるでしょう。

適切な言葉や手話、ジェスチャーなどで感情を伝える努力を続けることが、聴覚障害者とのコミュニケーションを向上させます。

書くことに時間がかかる

筆談は、書くことに時間がかかるため、情報の伝達スピードが遅いこともデメリットです。

そのため、会話をリアルタイムでやり取りするには制限があり、即座の応答が難しい場合があります。

書くことは、話すよりも時間がかかるため、長時間の筆談になると疲労がたまって、さらにスピードが遅くなる可能性が考えられます。

文字を書くことや文章理解が苦手な聴覚障害者もいるため、負担になっていないか確認しながら進めるようにしましょう。

複数人での会話には不向き

筆談は、行政や公共機関の窓口や少人数でのやり取りでは効果的ですが、複数人での会話には不向きな場面が多いです。

それぞれの発言や回答に時間がかかるため、議論や対話の進行が遅くなったり、誰が何を書いているのかが追いつきにくくなるなど、混乱が生じやすいことも懸念されます。

特に会議やミーティングでは、多くの質問や意見が出ることがありますが、筆談ではそれらをリアルタイムで収集し、整理するのが難しいです。

このような場面では、口頭コミュニケーションの方が効率的に質問や意見をまとめられ、聴覚障害者の方も参加しやすい環境になります。

複数人でコミュニケーションやディスカッション、大切な決定をおこなう場合には、筆談よりも口頭コミュニケーションやビデオ会議、音声変換ツールなどの方法が効果的です。

会話を瞬時に文字化して簡単にやり取りができるツール「Pekoe」

筆談が苦手な方におすすめのツールをイメージした画像

筆談が苦手な方や大人数での会話には、話したことを瞬時に文字化して簡単にやり取りができるコミュニケーションサービス「Pekoe(ペコ)」をおすすめします。

Pekoeは、音声認識で会話を見える化するコミュニケーションツールです。

対面の打ち合わせやオンライン会議などに字幕をつけることができるので、筆談が苦手な方もスムーズなやり取りが可能になります。

Pekoeは、聴覚障害者の悩みだけでなく、会社で活用することでチームの悩みを取り除くことも大事にしているツールです。

会話を文章にして、変換の間違いがあれば修正し、その場で伝えて終わりではなく、あとから誰でも記録を確認できる機能もあります。

Pekoeを使うことで、発話をリアルタイムにテキストにし、テキストに対してコメントやリアクションができるのも特徴です。

これにより、聴覚障害者との会議やミーティングで活発にコミュニケーションをとることができるようになります。

まずは、無料トライアルからお試しできるので、興味のある方はぜひご確認ください。

\聴覚障がい者向け音声認識ツール/

まとめ

今回の記事では、聴覚障害者との筆談のポイントやコツ、デメリットを詳しくご紹介しました。

筆談は、シンプルにわかりやすく表現すると相手に伝わりやすくなります。

前後の文章から意図を汲みとり、お互いに伝えたいことを理解し合うことでコミュニケーションがスムーズになるでしょう。

聴覚障害者の方と筆談でコミュニケーションをとる際には、実際に使える具体例などお役立てください。